2008年10月30日

不動産担保融資って何よ?

前回、不動産担保融資の話が出てきたのでその話を。
不動産担保融資。
一般の方にはあまりなじみがないかもしれません。
簡単に言うと、不動産を担保に融資を受けることを言います。

【不動産担保融資とは】
銀行の場合、住宅ローンなども含めて、融資の判断は返済能力を重視しています。しかし、不動産担保融資の専業会社は、返済能力よりも不動産の価値に重点を置いて融資を行っています。
返済能力を見ないわけではありませんが、担保がある分、融資対象の窓口を広げているというわけです。そのため銀行では融資が受けられなかった場合でも、不動産担保融資だと融資を受けられる可能性があります。

【メリット】
銀行で融資が難しいケースでも融資検討をしてくれます。
融資額は担保価値にもよりますが、数百万円〜1億円までとかなり多額の融資をしてくれます。
そのほかメリットとしては融資期間が比較的長期に組むことができるので(10〜20年程度も可)返済にゆとりを持たせることができます。
また、比較的金利が低いという点もあげられます。

【融資額について】
数百万円〜1億円くらいまで可能です。
そのため、個人の方だけでなく、法人や個人事業主の方も融資の検討が可能です。

【金利について】
金利帯は6〜13%ていど。銀行が1〜6%、クレジットカードや消費者金融が12〜18%なので、両者の中間くらいの存在です。
融資時に事務手数料をとる専業会社もあります(数万円ときまっている場合や融資額の1〜2%)。その場合は通常の金利に加えて事務手数料も計算し、実際にいくらの金利を払うことになるのか計算しましょう。

【融資期間について】
1年〜25年程度で融資を検討しているみたいです。
比較的長期で組むことが可能なので、返済にゆとりを持たせることが可能です。

【どういう人が対象?】
例えば会社を新設した場合、原則として数年間は銀行は融資してくれません。融資をしたとしても多額の融資はムリです。しかし不動産担保融資では融資が可能な場合があります。個人事業主の方では、商工ローンよりも長期に融資が組めるためメリットがあるケースもあります。
また、前回の話のように高齢者の場合でも融資の検討をしてくれます。
ほかには消費者金融のおまとめなども行っています。

【注意すべきこと】
現在、様々な不動産担保融資専業の会社がありますが、玉石混交なので注意が必要です。中には2%〜4%で融資をすると謳っている会社もありますが、まずありえないです。
そういう会社の資金調達は基本は銀行です。銀行から2〜4%で借りてどうやってお客さんに2〜4%で貸すことができますか。できるはずはないですよね。
そういう会社は融資時の事務手数料が異常に高かったり、半年ごとに更新手数料を取るなどして結局10%以上の金利を取っています。また融資するといいながら、自分の会社では融資せずほかの会社に紹介して手数料をとるケースなどもあります。

金利○○%という点だけにとらわれず、事務手数料やそのほかの条件もしっかりと確認してください。実際に費用としてかかったものが金利です。表面上の金利に惑わされないように気をつけてください。

【不動産担保融資専業会社の例】
大手の専業会社をあげます。ご参照までに。
ファーストクレジット(住友信託銀行系列)
クレディセゾン(セゾングループ)
新生プロパティ(新生銀行系列)
アトリウム

posted by ニット帽 at 05:33 | TrackBack(0) | 不動産知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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